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[情報デザイン] メタファー

2008年03月06日

「メタファー(metaphor)は、隠喩(いんゆ)、暗喩(あんゆ)ともいい、言語表現における修辞技法のひとつ。」(wikipediaより引用)。メタファーについてメモっておきます。

wikipediaによると、初めてメタファーの意義を言及したのはアリストテレスらしいです。そして、アリストテレスは紀元前384-322年の人物。ひえーそんな昔からメタファーってあったんだと驚きました。

メタファーの具体例でよくあげられるのがパソコンにあるゴミ箱。実際の世界でゴミ箱とは不要になったモノを捨てるための箱であり、パソコン上でも「ここに捨てればいいんだな」とということがわかるということです。ユーザーにイメージを持たせてやる。この例は、誰もが直感的に理解できる強い(上手い)メタファーだと思います。

弱いメタファーというのは、作者は意図しているが、ユーザーにあまり伝わらないメタファーと私は考えます。一つ例をあげると、windowsXPのセットアップしたあと、最初にデスクトップ(これもメタファー)に表示される壁紙。その壁紙とは、CGによって作られた青い空と緑の山という自然を表しています。そして、その状態でウィンドウを開いてやる。それは、空という空間にウィンドウという窓を浮いているようにおいてやるというメタファー。窓メタファーですね。最近、そういえばという感じで気づきました。

メタファーというのは、ある行為があり、それを似たような行為を行っているところに意図的に使ってやるということ。
「データを消す」→「使い終わった、不必要、なくす」→それは日常生活におけるゴミを捨てると同じです。

まず、最初のパソコン上での行為についてよく考えてみます。(別にパソコン上だけでメタファーが使えるなんてことは、ぜんぜんなくてどこにでもメタファーは使えます。)
例えば、データを消すという行為は、なぜデータを消すのかを考えます。なぜかというと、そのデータはもう自分にとって必要のないものであり、そこに置いておく状態でも美しくない、モノが増えていくことを防ぐ、などといった理由があがり、人は整理したいということではないかと思います。
それを、日常生活でも私たちは行ってないかと探し、ゴミを捨てるという行為がそれにあたったという分析をした結果から日常生活から見つけるというアプローチ。逆に日常生活で誰しもが日常的に行うことから使えるものをその使える場所に使ってやるということもできます。

分析については深くまでやらないといけないと思います(何でもそうだけど)例えば、本というメタファーを使うなら、ただめくるだけでなくて、指をしおり代わりにするとか、開いているページを下にして置くとかだけでなく、本自体について焼けるや落書きされるなどといったことまでやらないといけないと思います。
ゴミ箱でよいところは、ただデータを削除といってゴミ箱に捨てるで終わりでなく、ゴミ箱の中身をゴミ収集車に出すというデータを完全に消去するという行為も含まれている点だと思います。
この日常的に誰もが行ってしまうことこそが、found objectでありfound behaviorということ。またこれは、アフォーダンスとも言えるでしょう。

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INSIDE?

INSIDE shota sawada designとは,沢田翔太のブログベースのウェブサイトです。ここでは、自分の考え(思考の外界化),プロジェクトの進行状況や展覧会などに行った記録(行為についての省察)、また研究成果などを書いています。

現在,公立はこだて未来大学4年 システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科 情報デザインコース在籍.現在,寺沢研究IDSにて研究活動中.
インタフェースデザインと教育/学習,モデルに興味を持ち,日々,活動しています.

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